写真
Monarch Butterfly
R. Hagerty/USFWS
U.S. Fish and Wildlife Service
配布画像:5616 × 3744 px
権利表示:Public Domain
AIによる精細感の変化と、元の形・質感への忠実性を、写真・油絵・抽象画の3例で比較します。ここでは、表示画像の成り立ちと、この試験から言えることをまとめます。
公開日:
BF16 / 40 steps / CFG 1 / 固定seed 20261022 / 出力2048 × 2048 px / VAEタイル分割なし
公開する処理結果には、位置合わせや画像の変形を加えていません。高解像度参照画像の画素を貼り戻す処理も行っていません。
ブレンドの範囲は、全域、手動で指定した内部領域(ハード)、その境界から内側24 pxで適用量を減らす内部領域(ソフト)の3種類です。実写は花頭の内部、油絵は白い背景の内部、抽象画は白い色面の内部を選び、主な輪郭や署名を避けました。マスクはAI拡大画像を見て手動で定義したもので、自動の破綻検出結果ではありません。
黒い部分はAI拡大画像を保ち、白い部分は選択した強度、灰色の部分はそれより弱い強度で混ぜます。ソフトマスクは境界をなじませますが、候補にある位置ずれを補正する機能ではありません。マスクの外を保っても、適用部分の細線や筆跡は変わり得ます。
すべて同じ2048 × 2048 pxの座標で比較します。入力画像の表示には、512 px画像を最近傍法で4倍にした画像を使っています。これは画素を見比べるための表示で、新しい細部を加える処理ではありません。全体表示で構図を、100%・200%表示で同じ場所の細部を確認できます。
強度はあらかじめ定めた5段階です。高解像度参照画像との誤差を最小化する強度やマスクの自動探索は行っていません。
今回の3例では、元の細部の十分な回復に至らず、新しい質感の追加や、線・署名の変化が見られました。忠実性を優先する場合、今回の候補では3例とも0%=AI拡大の維持が妥当と判断しました。AI拡大自体の誤りは残ります。
これは各系統1枚、固定seed1回の候補を対象にした比較です。モデル全般の成功率を示すものではありません。新しい細部の描き足しや形の変化は、低強度でも残り得ます。画素誤差のわずかな改善だけでは、細部の回復や画質の採用を判定していません。
アーティスト本人の採用評価、盲検による人の評価、印刷品質、他の画像・seedへの一般化、作業時間や総原価の削減は測定していません。
以下は、この比較に用いた配布画像の出典と、配布元の権利表示です。本サイトでは切り出し画像と、その処理派生画像を表示しています。
写真
R. Hagerty/USFWS
U.S. Fish and Wildlife Service
配布画像:5616 × 3744 px
権利表示:Public Domain
油絵
Vincent van Gogh
The Metropolitan Museum of Art
Gift of Adele R. Levy, 1958
配布画像:4000 × 3172 px
権利表示:Public Domain / Open Access(CC0)
抽象画
Piet Mondrian
The Cleveland Museum of Art
Contemporary Collection, 1967.215
配布画像:3352 × 3400 px(Print JPEG)
権利表示:CC0
これらの出典表示は、作者・所蔵館・USFWSによる本手法や結果の推奨を意味しません。上記の権利表示は、記載した配布画像に関するものです。