Claudia Partner™DocsAPI・MCP 共通ドキュメント0.7.0-experimental

使う

アプリの推奨構成(参考)

トークンをブラウザーに置かないことは、守るべき要件です(基盤の考え方と責任分界)。このページのBFF構成は、その要件を満たす方法の一例で、契約ではなく参考です。

ブラウザーで使うアプリを作るときの、サーバー側の構成を説明します。ブラウザーは、利用者の手元で動くため、アクセストークンのような大事な資格を、安全に預かれません。そこで、資格を、顧客アプリのサーバー側(BFF)で預かります。

構成の考え方

ログインの流れ

  1. ブラウザーが、顧客アプリのサーバー側の、ログイン開始の入口を呼びます。
  2. サーバー側が、ブラウザーを、認証サービスのログイン画面へ移動させます。
  3. 登録済みの戻り先(redirect_uri)で、stateとPKCEを確認し、codeをトークンに交換します。
  4. サーバー側が、トークンを保護して預かり、ブラウザーには、セッションのcookieだけを渡します。
  5. ログアウトは、同じセッションで行います。サーバー側が、トークンの失効を確認します。

守ること

開発時のCookieとセッション

開発用のHTTP loopbackを使う場合は、redirect_uriの登録可否と、ブラウザーがCookieを受理・送信する条件を確認します。localhostにはブラウザーの例外扱いがあるため、Secure属性やCookie名の接頭辞の扱いは、実際のscheme・ホスト・ブラウザーで確認します。__Host-を使う場合は、Secure、Path=/、Domain属性の省略が条件です。MDNのSet-Cookie仕様説明を参照してください。Secureを外す開発設定が必要なら、許可されたloopback環境に限定し、公開HTTPS環境ではSecureを必須にします。

セッションをプロセスのメモリだけに保管する構成は、再起動によるセッション終了を許容した開発・検証用の簡易構成です。再起動でstateやPKCEの値を失ったログインは、別セッションへ引き継がず、開始し直します。個別アプリの登録・BFF接続の提供状態は、対応状況とバージョンで確認してください。

提供サンプルの位置づけ

Claudia Partnerは、このページの構成を動かして確認できる、サンプル(BFFと業務画面の例)を、お客様に提供することがあります。入手の方法は、環境管理者に確認してください。

利用者への表示

「権限がない」「未接続」「一時的に取得できない」を、区別して表示します。基盤の応答のcodeとrequest_idを、問い合わせに使えるように、控えます。

競合や結果不明のときの復帰は、競合・再送・復帰にあります。